募金詐欺って何?騙されないために気をつけること

⒈募金詐欺の実態

募金詐欺という言葉を聞いたことがありますか?
詐欺と付いているので良いような感じはしませんが、その名前の通り募金と称してお金を集めはするもののそのお金を寄付するのではなく個人のお金にしてしまうことを言います。
ボランティアやチャリティー企業と名前を偽って行うことが多いです。

その手は本当に姑息で大地震が起きると必ず募金を至る所で始めます。
色々な所でやっていますがそれに乗じて募金詐欺を始める人が残念ながらいます。

実際に募金をするときにそのお金が本当に必要な人の所へ行くのかどうなのか分からないです。
寄付してくれる人はそのお金がきちんと寄付されることを信じています。それなのにきちんと行われないないというのは犯罪にもなります。

実際に今までの事件で詐欺をしていた人が捕まったというニュースがあります。
お金を取ったのと同じですから詐欺罪に当たります。
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処するの刑として罰せられます。

詐欺を行う人は手口が本当に上手くて難病の子のために、災害にあった人のためにと写真や画像などを用意して人々の感情を揺さぶってきます。
中には強引に人の足を止めて話を聞かせお金を払わせる手を使ってきます。

⒉募金詐欺のさまざまな手口を知る

日本人は特に人が困っていたり、寄付してほしいと言われると断りづらい性格な人が多くてしたくないのにしてしまうこともあります。
公式で集めている所は強引な手段で来ることはありませんが、詐欺を行っている人は無理やりさせようと動く場合があります。

写真を使うと言いましたがその写真も子供や女性などの写真を使い可哀そうと思わせるために利用して、人々の良心的な所へつけこんできます。

他にも手口としてカードを利用して来る方法もあります。
カードを渡してきてもしよろしければお願いしますという形で促してきます。

人は何かしらもらったら返さないといけないという心理が少なからずあります。
そこに詐欺をする人は目を付けていて行動します。

カードや何かしらのものを渡すことによって返さなければという気持ちにさせて上手いことさせます。
そのカードというのも手が込められていて手作りにするなど凝ったやり方の手口で行うことが多いです。

最近ではインターネット上で寄付をお願いしてくるケースもあります。

⒊募金詐害に騙されない方法や見分け方

このような手口で募金詐欺を行ってきますが、では募金詐害に騙されない方法や見分け方はどうすればいいのでしょうか。
まず見るポイントがいくつかありますが容易に相手を信用しないようにしましょう。

寄付というのは義務ではなく善意の形で行うものです。
こちらに何の見返りもなくただ助けたいという形から募金をします。
必ず募金をしたから助けが必要な人のもとへ寄付されると思ってしまいますが、そうではないケースもあることを頭に入れます。

インターネット上でも街頭でもどちらでも同じですがすぐに寄付するのではなく相手のことを調べた上で募金をすることが詐欺にあわないためには大切です。

すぐに寄付しなくても募集は長い時間で行っていることが多いです。
見かけて寄付したいなと思ったらその募金団体や個人について調べると良いです。

たまに信用させるために警察が発行した道路使用許可証を出してくることがあります。
ですが、警察は募金活動のために許可証を発行は絶対にしません。
なので許可書を出してきた場合は詐欺を疑ったほうがいいです。

⒋日本ユニセフ協会や日本赤十字社など信用できるところのみ寄付する

そして次に調べてほしいのがその団体についてインターネットなので検索して、団体についての情報を仕入れて下さい。
募金詐欺で行うケースとして個人で行うよりも団体のほうが信用されやすいために、団体で行っていることが多いです。

ホームページがない所は正直言うと怪しいです。
そしてホームページがあっても全く更新されていなくて放置されているところも怪しいです。
目的も良く分からない場合も危険なので辞めておきましょう。

後は街頭なので声を掛けられた時で信用できない、募金したくないと思った時ははっきりと断ることが大事です。
募金を集める側としてもこの人はお金を寄付してくれそうとか表情や見た目、実際に話してからの受け答えからから判断してきます。
その時に上手いこと相手のペースに引きずり込まれるのは危険です。

寄付してほしいと言われて万が一断るとこの人は冷たい人だなとか思われるのが嫌で渋々寄付してしまうことがありますが、寄付する必要は全くありません。善意で行うことなので断ることは何も悪いことはありません。
寄付したくない場合はしっかりと寄付は出来ませんと言い、さっさとその場から離れるのが良い対応です。

このように募金詐欺に騙されない方法がありますが、本当に誰かのために寄付したいという場合は日本ユニセフ協会日本赤十字や赤十字など絶対に信用できる、誰しもが知っている所へ寄付を行えば詐欺に合うことはありません。

募金をするときには必ず相手のことを調べて信用できると思ったら寄付するようにすることが大事です。

最終更新日 2025年5月20日 by aequorea