競馬は日本で認められてきたギャンブルの一つであり、かなり長い歴史を誇っています。
それを支える組織も充実していることが実情であり、携わる人物を養成するスクールも精力的に運営されてきました。
そのようなスクールの活動が近年になって注目されるケースが増えています。
テレビ番組で特集されたことにより、入学希望者が増えているという情報もあります。
競馬はギャンブルである以上、それに関係する人や団体をネガティブな目で見てしまう人がいるのも事実です。
せりで相手にされなかった馬を再生させる
しかし、そのスクールでは間違いなく爽やかな青春が展開されています。
高校生たちが一生懸命になってさまざまな活動をしているのです。
そのなかでも特に関心を寄せられているのが、せりで相手にされなかった馬を再生させることです。
サラブレッドの卵たちは、せりにかけられて高値で落札されます。
彼らはしばらく訓練を積んだのち、華々しく競馬デビューを遂げることになります。
一方でせりで落札されなかった馬がデビューすることはありません。
競走馬としてではなく、他の用途に利用される運命が待っています。
スクールはそのような馬を引き取って、競馬に出られるようにしっかり調教していきます。
その役割を担っているのは高校生たちです。
才能に恵まれていない個体を育てるのは、素質のあるサラブレッドを扱うよりも大変です。
決して効率の良い作業ではなく、プロの調教師がわざわざ行うことはありません。
しかし、高校生たちはその馬が活躍するシーンを思い描いて、諦めずに必死に向き合っていきます。
そう言われても、所詮は無駄な努力に過ぎないと感じる人もいるでしょう。
決してそんなことはなく、これまでにデビューした馬がおり、しかも勝利するという奇跡を起こしました。
ネット上でかなり話題になり、高校生を応援する声がこれまでより強くなったのです。
この活動は馬を購入するところから始まるので、資金を調達することが課題になってきます。
それに関しても対策がなされており、資金協力を募るプラットフォームの活用という方針を打ち出しました。
高校生の活躍をバックアップしたいという想いから、積極的に支援してくれる人は少なくありません。
これからも前述のプラットフォームが活動の要になっていくでしょう。
競馬場も以前よりも爽やかな空間になってきた
また、競馬場も以前よりも爽やかな空間になってきました。
馬券を握りしめた小汚いおじさんが詰め寄せる場所という認識を持っている人も多いでしょう。
たしかに昭和や平成の初期はそうでしたが、現代においてはそのような雰囲気のところは少ないです。
もちろん、おじさんたちもいますが、一般的な女性や子どもたちも多く訪れる場所になりました。
たとえば関西の代表的なところには、子どもが遊べる大型の遊具がいくつも設置されています。
所せましと走り回ったり、楽しそうに騒いだりする光景が当たり前になっているのです。
商業施設を彷彿とさせるぐらい充実した飲食コーナーも備わっており、グルメを楽しみにして訪れる女性も珍しくありません。
キッズスペースや授乳室も用意されているので、小さな子どもがいる母親でも大丈夫です。
これはファミリー層の取り込みを狙った戦略だと考えられています。
たとえば、父親が競馬を楽しむ一方で、子供は遊具で遊び母親はグルメを堪能することも可能です。
もちろん全員で馬を応援して盛り上がるという楽しみ方もあります。
いろいろな選択肢が用意されている点は、商業施設と共通するものがあります。
後者もファミリー世帯をターゲットにしていることが多いので、似ているのは当然かもしれません。
今はインターネットを使って馬の情報を簡単に入手できる
このような変化が生じているので、今の若い世代はギャンブルという要素をあまり気にしていない場合もあります。
とはいえ、せっかく訪れるならレースで賭けて儲けたいと思うケースもあるでしょう。
以前は経験がないと勝つのは難しかったですが、今は暴露王などインターネットを使って馬の情報を簡単に入手できるようになりました。
ですから、暴露王など専門サイトに目を通しておくだけでも、馬を選ぶ際のヒントを簡単に得られます。
(・・・暴露王ってどうなの?競馬予想サイトについてのまとめ – Togetter)
もちろん新聞を参考にする昔ながらの方法も有効です。
できるだけ多くの情報を集めることで初心者でも勝率を上げられます。
難しければ、多くのプロが共通して推薦している馬に賭けましょう。
オッズは低いですが、まずは勝つためのコツをつかむことを優先したほうが良いです。
いろいろな賭け方がありますが、いきなり3連単などに手を出すのは良くありません。
枠連や馬連などの意味が分かるようになってから始めても遅くありません。
それまでは単勝に絞って勝負していくことがおすすめです。
配当が低い分だけ、当たりやすいですしルールも簡単に理解できます。
それでも初心者の間は少しも勝てないケースもあるでしょう。
まとめ
泥沼にはまらないように、1日あたりの予算をあらかじめ決めておくことが大事です。
それが尽きたからといって、躍起になって取り戻そうとしてはいけません。
最終更新日 2025年5月20日 by aequorea