昨今のインテリアでは、田舎的あるいは素朴なイメージに様々な要素をミックスするラスティックモダンスタイルがトレンドとして注目されています。
インテリアのイメージには一般的なモダン・ナチュラル、北欧家具にアンティークなどの他、ヒッピーテイストとインドなどの民族調を合わせたBOHOなどがあり、多種多様です。
これらのどのイメージにも素朴な雰囲気の古材家具がマッチし、自分の好みを残しつつ暮らしやすく洗練された印象を作り出せます。
古材家具の良さとは
実際に、薄い灰色の床と壁の空間に茶色で統一された木製家具を合わせているホテルなどがあったり、足場板を再利用した古材家具を自分の部屋に置いて、ラスティックモダンスタイルを楽しんでいる人もいます。
専門のショップで購入出来るベンチシェルフには、台所のベンチやセンターテーブルとして利用出来る物もあり、安価な上に無塗装・塗装済みのどちらかを選べるため便利です。
無塗装タイプなら自分好みの色に塗装出来ますし、サイズオーダーをして丁度良い大きさに変えてもらえるショップもあります。
中には完成品ではなく自分で組み立てるタイプのDIYキットもありますが、こういった作業が好きな人は楽しめますし、安価なので節約したい人にもおすすめです。
足場板を再利用した古材は手頃で有用ですが、元々が足場材のため、衛生的に気になる人は塗装で膜を張ると良いでしょう。
他には、木目が不揃いだったり穴や汚れがある場合もあり、これらのデメリットを味として楽しめる人に向いている素材だといえます。
紙を置いて何かを書くテーブルのような用途には不向き
また、時間の経過と共に木が歪みやすいため、紙を置いて何かを書くテーブルのような用途には不向きです。
とりあえず、ラスティックミックススタイルを手軽に楽しむ場合に、足場材家具を取り入れて見ると良いでしょう。
なお、古材屋で木を購入し、色褪せた鉄パイプを組み合わせた棚を壁に飾るなどの使い方もあります。
塗りムラのある灰色の壁にこういった棚やキャンドルスタンドを設置すれば、簡単に部屋の印象を変えられます。
また、大きな木の枝を台所の壁に掛けて、そこにフライパンや鍋を吊るせば、古き良きアメリカのような雰囲気を醸し出せるでしょう。
まとめ
なお、古材の良さや醍醐味を味わってもらう事を目的としたブランドもあるので、完成品が欲しい人はこういった製品を揃えて見てはいかがでしょうか。
どれも廃材を再利用している製品ですが、良さがわかる人に向けてデザインされています。
最終更新日 2025年5月20日 by aequorea