不妊症に悩む女性が急増している今、その治療法も同時に進化しています。
また、いまや不妊症の悩みを抱えているのは女性だけではないということをまず認識しなけらばならないでしょう。
現代社会のストレスや、生活環境など、あらゆる問題が今、今後の日本の人口問題に大きな暗雲をもたらしているともいえます。
女性は体質的な問題、結婚の晩婚化も伴い益々出産離れの傾向にあり、また男性は、肉体的な不妊問題を抱える人が徐々に増えているのに加え、やはり晩婚化や結婚をのぞまない生き方を選択する人までもが増加傾向にあるようです。
これらを踏まえ、子供が欲しくても授からない不妊問題を抱える人を救っていくことが、今後の国の運命を決めるといっても過言ではないほど、とても重要な問題なのです。
自分が子供が欲しいと感じて初めて、女性は婦人科に訪れ、検査をする人が多いものです。
結果、晩婚化している現代、30代以降の婦人科の初受診も少なくありません。
婦人科系の治療は、20代と30代ではかなりの効果に違いがあります。
若いうちに治療を開始する方が、当然治療効果は期待できますし、体に負担無く治療を進めていくこともできるわけです。
特に、30代後半からの不妊治療となると、実際に子供を授かりたい時期と重なってしまう為、治療を急ぐ為に、経済的にも肉体的にも、また精神的な負担までもが重なり、大きなダメージをうけることになりまねません。
本来、女性は生理が始まり、一定の体の成長がとまった頃に、一度きちんと婦人科を受診して、正常に機能しているかどうかの検査をすべきなのです。
普通に生理があるようでも、実は無排卵月経であったり、みせかけの生理に過ぎないこともあるのです。
本人の自覚のないまま、実は検査をして不妊症であったという人の多くがこれにあてはまるのが現状です。
なかなか敷居の高いイメージはありますが、自分と自分の子孫を守るために、一人でも多くの女性に、後の不妊症の辛いリスクを少しでも軽減してもらうべく、婦人科受診をおススメします。
最終更新日 2025年5月20日 by aequorea